ピエモンテ、モンカルヴォのトリュフ祭り! |
収穫の季節。秋の味覚の中でも、とくに貴重で美食家らが楽しみに待つのがトリュフ。
イタリアの中でもいくつか産地があるが、その中でもピエモンテは最も重要で、とくに10月から11月にかけてのほぼ2カ月間、アルバという町で行われるトリュフ祭りは、最近日本でも紹介される機会も多いのでご存知の方もあるだろう。
すでに16世紀には、ヨーロッパ中でトリュフの産地して知られていたこのモンカルヴォでも、毎年、最後とその前の日曜日にトリュフ祭りが行われる。
広場にずらりと並ぶテントは、トリュフのみではなく、やはり季節の味覚のポルチーニ茸や栗、地域のサラミやチーズ、はちみつ、青物、そして食品だけでなくてオリーヴの木を使った木工品・・・と近郊やイタリア各地からの名産品がずらり。ふだんよりお買い得なものが多いらしく、たくさんの人が物色して、味見しては何かと買い物袋を手に提げている。
そして肝心のトリュフは、この一角で。
トリュフそのものを清水の舞台から飛び降りて、買ってみてもいいし、あるいはトリュフ入りペーストやオイルなどを試してもいい。だが、やはりせっかくのお祭り、どうせならその場で、生のトリュフを食べたい!!!
・・・連休の合間の、ぽかぽか陽気の日曜日、考えることは皆一緒。行列して待つこと約2時間!
(ふだんなら絶対やらないのだけど・・・おつきあいくださったyさん、ありがとう!!!)ようやくありついた、トリュフづくしの遅めランチに、やっぱり大満足。
トリュフもおいしいけれど、ここはさすがピエモンテ。牛のタルタルがおいしくて◎。
そしてデザートのパンナコッタも、これまたミルク濃厚で悶絶・・・。
ああ〜ここに住んでたらきっと、毎日食べ過ぎて自分も牛になっちゃうだろうな・・・(今でも十分なりつつあるけど)
忙しく立ち働いているのはみんな地元の人。これ目当ての観光客もいっぱいだけれど、町の人も楽しみにでてきて、あちこちで挨拶を交わし合って。イタリアの田舎の日曜日、笑顔のすてきな人にいっぱい出会った。
Fiera del tarfufo di Moncalvo
http://www.fieradeltartufodimoncalvo.it/
1° nov 2016