気になるジェノヴァの・・・ |
かつてはヴェネツィア、ピサ、アマルフィと「海洋4共和国」として地中海の覇権を競い、今でもイタリア有数の港であるジェノヴァの町で、前から気になっていたこと。
暗くなると、駅前の通りに目立つネオン・サイン。そういえばひとむかし(いや、ふたむかしくらいか)前のイタリアでは、いろいろと規制のある町の歴史的中心区からちょっと外れたエリアで、真っ暗闇の中でこうしたネオンが光っているのが、なんとなくもの悲しげな感じさえした記憶がある。
ただ、ジェノヴァのそれは、そういう古びた感じなのとはちょっと違う。
とくに独特なのが、9月20日通りという目抜き通りとその周辺。広めのアーケードの中に、ちょうどアーチの下を飾るように、競ってネオンが光っている。
それも、クリスタル・ガラスのスワロフスキーからマクドナルド、カフェからロクシタンあであらゆる業種。チャイニーズ・レストランだってある。
店名もあれば、ロレックスやサムソナイトなど、扱っている商品の場合も。 ちゃんとそれぞれロゴを使っているけど、これって各社、ロゴ使用の許可みたいなものはちゃんと取っているのだろうか・・・。
イタリアでも薬局だけは町中でも目立った光る緑十字の看板が出ているけど、ジェノヴァではこんなふうに。
もちろん外に突き出しているのもあれば・・・
デパートだって、お花屋さんだって、こんな感じ。
空中にぶらさがっていると、文字もロゴも、ウラから見ると当然反転しているのだが、よく見ると、ちゃんと両方向から見せるために、交互に光っているところもあり。
10 nov 2014