ヴェネツィアから万博へ、直行もアリ! |
ミラノで開催中の万博、実はなんと、ヴェネツィアから特急電車で直行もある。
ヴェネツィア(Venezia Santa Lucia)から万博駅(Rho Fiera Expo Milano 2015)まで1日8本、うち6本はなぜか午後発、帰りの万博駅からヴェネツィアは6本、うち4本は午前中から午後の早い時間、と、必ずしも日帰りで万博を観光するのに適した時間帯ではないし、万博自体、やはり見るものがたくさんあって、とてもとても1日で回れるものではない。それでも、「1日しかないけど、せっかくなら行ってみたい!」という場合にはなかなか便利だと思う。
Venezia S. Lucia 6:20(!) 発 Rho Fiera Milano 09:21 着、これはなんと、10時開場の前に到着する気合入りパターン。あるいは、
同8:50 発11:52 着、あたりなら比較的使いやすく、また会場のゲートの混雑もあまりなくていいかもしれない。
ちなみに、行きの電車は、ほとんどがトリノ(Torino P.N.)行き。1日1本だけジュネーヴ行きもある。
ヴェネツィアの駅のホームで、EXPO色の電車を見かけたら、それはローマ方向行きの電車で、ミラノ&EXPOには行かないので要注意。
帰りはたとえば、
Rho Fiera Milano 18:41発、Venezia S. Lucia 21:40 着、または
同20:11発、 23:10着が最終。
早めに予約を試みると、運がいいと片道9ユーロなんてチケットもある。正規料金は37.50ユーロだから、半額どころか6分の1。ただし格安チケットは、払い戻し、変更がきかないのでご注意を。
途中、ヴェネツィア・メストレ、パドヴァ、ヴィチェンツァ、ヴェローナ、ブレシャは全部停まるのでそれらの駅からも同じ。トリエステからの直行もあるので、途中駅はさらに本数が多いはず。
もちろん、直接会場に行ってまず見学して、その日は市内で1泊する、そのあとさらに別の町へ移動する、などなんだってアリだけど、残念ながら今のところ、万博会場にも、駅にも、コインロッカーはもちろん、手荷物預かり所がないのがネック。
この駅はもともと、ミラノの見本市会場(Rho Fiera)隣接駅なので、見本市のほうへ出ると荷物預かりもあるのだが、ちょっと遠いし、どこにも表示がなくなかなか難しい。
ホームから階段を降りると、2番線の横に万博専用のインフォメーション・センターがある。
逆に、万博会場からヴェネツィアへ、日帰りで旅行することもできる。
ただしヴェネツィアも、日帰りでメジャーな観光地だけ慌ただしくまわるのではなく、やはりせっかくなら1泊以上してじっくり楽しんでいただきたいと思うが・・・。
ローマ、フィレンツェ方向からの直行もあり。
時刻表詳細、チケット購入は、トレ二タリアのサイトでどうぞ。
www.trenitaia.com
18 giu 2015