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バス通りから見上げる急な石段の両脇に「十一面杉本観音」ののぼりがはためく。
鎌倉でもっとも古いお寺さんは杉本寺といって、天平6年、つまり734年に行基によって建立されたというから、源頼朝が鎌倉に幕府を開く、そのおよそ500年ほど前になる。
その行基の手によるとされるもののほか、本堂には3体の十一面観音立像が収められている。
山門にあたる仁王門、本堂ともに茅葺の屋根が特徴。
ここがなんと、紅葉狩りの穴場だった。
そう広くない境内に、山茶花や夏みかんの実とともに華やぎを与えていた。
大蔵山 杉本寺
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22 dic 2017