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  <title>ローマ、ヴェネツィア　ときどき　イタリア</title>
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  <author><name>fumieve2</name></author>
  <tabline>イタリア、ヴェネツィア大学で美術史を学ぶ。鎌倉在住。通訳、翻訳、コーディネート、執筆など承ります。お仕事のご相談は非公開コメントにてお願いします。</tabline>
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    <title>イタリアの美術館</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>美術・建築</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[　フィレンツェのウフィッツィ美術館やローマのコロッセオ、あるいはポンペイ遺跡など、イタリアにいらして、訪れたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。これらはいずれも、イタリアの国立の美術館・博物館施設であり、文化省の管轄下にあります。イタリアの博物館施設は、いわゆるハコモノに限らず、この通り遺跡群やモニュメントなどを含んでおり、国全体で、500カ所以上にのぼります（2026年3月...]]></content>
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    <title>「海うそ」、梨木香歩</title>
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    <dc:subject>読む</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[　龍目蓋（たつのまぶた）、影吹（かげふき）。冒頭から、聞き慣れない、だが見るからに美しい日本語にいきなりドキドキする。十三夜の月に、ゴイサギの鳴き声。鬱蒼とした南方の森の濃い緑に、サギの羽音が聞こえてきそうな、その世界に、映画のようにそのまま引き込まれる。
　ちょうど、タツノオトシゴのような形をした島の物語で、ああ、だから、龍目蓋なんだ、とわかる。濃密な質感に、ああ、これはAIには成し得ない...]]></content>
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    <title>小説を読む</title>
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    <issued>2026-04-30T14:47:00+09:00</issued>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>読む</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　イタリアで生活をしていると、日本語で読みたい本が常にさっと手に入るというわけにはいかないけれど（やむなく電子書籍で読むこともあるけど、できれば、本は紙で読みたい）、幸いなことに、職場で文藝春秋を読むことができます。文藝春秋のよいところはなにしろ、ともかく毎回、芥川賞受賞作品が全文掲載されることで、正直のところ、これまでの芥川賞作品だって数えるほどしか読んでいないし、日本にいたら、元々興味...]]></content>
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    <title>フランスの美しい夏</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>異国の旅</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　8月の最初の週にお休みをいただいて、パリに飛びました。一つめの目的は、「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」と呼ばれる15世紀の豪華写本が、修復の機会に特別公開されているというシャンティイ城、もう一つは、いつか見たいと思っていた「バイユーのタピスリー」を見に行くこと。そして、パリ近郊に住む友人夫妻に、どこかで会いたいと連絡したところ、なんと、その両方にご一緒にいただけることになったのです。
...]]></content>
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    <title>終わりと始まり</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>ローマ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　まだまだバタバタのさなかの先月中旬、馴染みの小さなバールに「今週いっぱいで閉店します」と貼り紙がしてあるのに気がつきました。いわゆる間口一間ほどの、小さなお店で、その幅に対し奥に向かってカウンターがあって、お客さんは立ち飲み、立ち食いがギリギリ。申し訳程度に、お店の外の歩道にテーブルと椅子が出ていたけれど、ほとんどのお客さんは、朝、さっと寄って、カウンターでカフェを飲んで、甘いクロワッサ...]]></content>
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    <title>「教皇になる」</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>ほかのイタリア</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[　　怒涛の１カ月を過ごしていました。
　4月20日、復活祭の当日。　パーパ・フランチェスコ（教皇フランシスコ）は、確かに、サン・ピエトロ広場に集まっていたたくさんの信者さんたちの前に姿を現し、「親愛なるみなさん、復活祭おめでとう」と声を発せられたのです。2月14日に入院、両肺の肺炎を患い、一時は危険な状態に直面しながらもご本人と周囲の粘り強い治療とリハビリの末に、3月23日に退院されていたパ...]]></content>
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    <title>「カストールとポリュックス」、パリでオペラを観る</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>見る・観る</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[　1月の後半に、突然パリに行こうと思い立って、やはりせっかくならバレエかオペラを観たいと思った。どちらかというとバレエに心が傾いていたのだけど、残念ながら滞在中のバレエ公演はなし。オペラはというと、「Castor et Pollux（カストールとポリュックス）」と、なんだかあまり馴染みのない演目。神話か・・・。若かりし頃に、2回目だったかのパリで、まだオンラインで予約などできなかった当時、同...]]></content>
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    <title>2025年　冬、ルーヴル</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>異国の旅</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　もう何年ぶりか思い出せないくらい、ほんとに久しぶりのパリ。仕事も忙しくないわけではなかったけれど、ちょうど期限が切れる代休が残っていたことに気がついて、慌ててお休みをいただいて、1月の終わりにいろいろと思いの募っていたパリに出かけた。

　ローマから行くと、やはり大都会のパリ、おまけに言葉が通じない。初めての街ではないけれど、もともと無い土地勘は全く当てにならず、ともかくスリに気をつけて...]]></content>
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    <title>ローマで能狂言を</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>見る・観る</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　さて、どうしても書き残しておきたかった、昨年のできごとを。
　11月5日、ローマ日本文化会館にて、能狂言の公演を拝見する幸運に恵まれた。10月、11月と慌ただしい日々を過ごす中で、ほんとうに心待ちにしていた夜だった。
　満員御礼の会場。杉信太郎さん（笛方）と成田奏さん（鼓方）のお囃子で幕が開ける。　能狂言をはじめて観るかもしれないイタリア人の観客たちのため、第一部は解説から。辰巳萬次郎さ...]]></content>
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    <title>聖年の幕開けとともに観る「Conclave（教皇選挙）」</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>見る・観る</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[　今年の初映画はこちら。ローマ教皇を選出する選挙、コンクラーヴェ（Conclave）を舞台に、その陰謀や駆け引き、疑惑やサプライズを描いたドラマチックな物語で、カテゴリーが「ミステリー」であることに後から気がついてなるほどと納得。
　一言で言うならば、さすがアメリカ映画、よくできてる。教皇選挙をテーマにした映画といえば、ナンニ・モレッティ監督の「ローマ法王の休日（Habemus Papam）...]]></content>
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    <title>憧れのパリにて、「たゆたえども沈まず」原田マハ</title>
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    <dc:subject>読む</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　年末に読んだ本ですが、今回はこちらから。　そういえば・・・まだ読めていなかったな、読みたいな・・・と「板上に咲く」を読みながら思い出していた作品。きっと同じような人がたくさんいるのだろうか、年末に空港の書店で平積みになっているのを見つけて、あ！と手にとった。
　
　「ひまわり」の画家、ファン・フィンセント・ゴッホの、その苦悩に満ちた生涯を、弟テオの目から描いた小説、生涯にわたり気むづかし...]]></content>
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    <title>憧れのゴッホを超えて、「板上に咲く」原田マハ</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>読む</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　もう何年も前になるが、ある目的のためヴェネツィアで秋田犬を探していたことがある。犬を自分で飼っていない私は、どうしたもんだか悩みつつ街の中をウロウロしていたときに凛々しい芝犬に出会った。名前を聞くと、「Shiko」だと言う。シコ？・・・相撲？・・・日本風だけど日本の名前じゃないのかな？と尋ね直したところ、飼い主である若いイタリア人の女性は、正真正銘、絶対日本の名前だと言う。「日本の芸術家...]]></content>
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    <title>ヴェネツィア·ビエンナーレ2024、女性刑務所のバチカン·パビリオン</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>ビエンナーレ2024</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　8月、9月、そして10月と、3カ月続けてヴェネツィアを訪れ、ビエンナーレやその周辺の展示を見た。
　今年のビエンナーレの国別展示の中で、誰もをあっと言わせたのは、女性刑務所内を展示会場とした、バチカン·パビリオンだろう。　当然、見学しようにも誰もが自由に出入りできる場所ではない。予約制、それも人数も限られるからなかなか行きたくても行くことができない。
　ようやく取れた予約の日時に、大事を...]]></content>
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    <title>イタリアの、不思議の世界へ～「デ・キリコ展」</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>見る・観る</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　先月の帰国中、体調不良などもあり行きたかったのに行けなかったところなども多々あるのだが、唯一、タイミングよく訪問できたのが、東京都美術館で開催中の「デ・キリコ展」だった。
　美術や美術史はもちろん、もしかして世界史の教科書にも載っているかも？誰もがどこかで必ず目にしたことがあるであろう、何か不安を誘うような不思議な絵を描いたジョルジョ・デ・キリコは、1888年のギリシャ生まれだが両親はイ...]]></content>
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    <title>英国で博士号を取るということ～「赤と青のガウン　オックスフォード留学記」彬子女王</title>
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    <author><name>fumieve2</name></author>
    <dc:subject>読む</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[
　話題の本。ちょっと前にSNSで話題になって、あ、そうそう、これ、私も読みたかったのよねーと思っているうちに、文庫版が決まって、やった！とさっそく手に取った。
　オックスフォードの博士課程で美術史を研究する、彬子女王なる方がいらっしゃるのは、ずいぶん前に、たまたま雑誌の記事をお見かけして知っていた。
　
　立場や身分はもちろん、年代も場所もレベルも違う、だけど、同じヨーロッパで美術史を研究...]]></content>
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